プリンス オブ スレイブ3話
3話
ゾフィー以下ウルトラ6兄弟全員がヒッポリトの手中に堕ち、タロウ以外は皆ブロンズにされるという最悪の展開を迎えていた。
しかし、ヒッポリトの見る悪夢にはまだ続きがあるようだった。
ウィィィィィィィィィィィィィィィィィィン
けたたましいチェーンソーの音が木霊する。
そんな音に目を覚ますウルトラマンタロウ。
タロウ「・・・こ、ここは・・・・」
ヒッポリト「おはよう、タロウ。」
タロウ「・・・?!・・・や、やめろ!」
挨拶の方向を向くと、そこにはブロンズと化したエースに回転するチェーンソーが向けられていた。
ブロンズにされ砕かれた体は二度と元には戻らない・・・これは周知の事実だった。
ヒッポリト「ただではやめられませんねぇ・・・」
タロウ「ど、どういうことだ・・・」
ヒッポリト「あなたが条件を飲めば・・・エースは砕かずに置きましょう」
タロウ「じ、条件?」
ヒッポリト「(ジャラン)これをつけて私の側に仕えなさい」
タロウ「こ、これを・・・」
タロウは投げ出された拘束具を見て戸惑い、躊躇していた。
しかし、そんなタロウを追い詰めるために回転する刃がエースに容赦なく近づく。
タロウ「わ、わかった・・・つ、つける・・だから・・・・・」
ヒッポリト「いいでしょう・・・」
タロウは渋々、エースを守るためにヒッポリトの条件を飲んだ。
震える手で首輪を嵌めた。
息のしづらさに違和感を覚えながらも歩幅が制限されてしまう足枷を嵌めていく。
両足が予想よりも開かないことに恐怖を覚えながら、最後に光線技も出せなくなることを承知で手枷を嵌めヒッポリトの方に向き直った。
ヒッポリト「いい姿ですねぇ・・・光の国のプリンスが奴隷の様な姿になるとは・・傑作です」
タロウ「約束は守ってもらおう!」
ヒッポリト「えぇ、いいですよ。」
ヒッポリトは頷くとデバイスを操作してネームプレート付の台座にエースを置き、部屋の中央に飾って見せた。
タロウ「(くそっ・・・絶対に助け出すから待っていてくれ、兄さん)」
ヒッポリト「さぁ、行きますよ・・・」
タロウ「んぐっ・・・」
首輪につながった鎖を引かれ不自由な歩幅でついて歩く。
両足も両手も満足な幅に広げられないことから反撃のチャンスがなかなか見つからない。
例えば、隙があってもエースの他、4人の安否がわからないうちはおいそれと手出しは出来ないのが事実である。
タロウ「(他の兄さんたちは・・・大丈夫だろうか・・・)」
そんなことをタロウが思い始めたころ、ヒッポリトの足が止まり実験施設の様な場所へと入っていく。
タロウも引かれるまま、中に入っていくしかなかった。
タロウ「・・・・?!・・・な、何を・・・・こ、これはなんだ!」
ヒッポリト「何?って・・・ここは実験施設、あなたも表札、見たでしょう?」
呆然とするタロウの目の前で繰り広げられていたのは想像していたよりも酷いものだった。
マンとセブンの股間部にはメタリックのビキニの様なものが装着され、カラータイマーやビームランプには管が着けられていた。
ヒッポリト「彼らは股間部とタイマーの部分だけは元に戻し、エネルギーと戦士としての種、それに光の国の機密情報を抜き取っています」
タロウ「な、なんてことを・・・今すぐ止めろ!止めるんだ!」
ヒッポリト「何故、あなたの命令を聞かないといけないんです?」
タロウ「くっ・・・た、頼む・・・止めてくれ」
ヒッポリト「あなたがコレを装着するなら考えてもいいですよ」
タロウ「・・・?!・・・・わ、わかった・・・・・」
今のタロウにはヒッポリトを倒すことが出来ない・・・その状況下で兄弟を守るためには言いなりになるほかなかった。
差し出された貞操帯を足枷を一時的に外し穿いていく。
さらにはプロテクターに液体金属を塗り込められ、漆黒に染め上げられていった。
足枷を繋ぎなおすと貞操帯は隙間をなくし、ぴったりとタロウの股間を締め上げた。
さらに、黒く染まったプロテクターにはストリウムエネルギーを吸い上げられ、代わりにタロウには使用出来ないエネルギーが注がれ始めてしまった。
タロウ「(ま、まずいぞ・・・時間が経てば経つほど勝ち目がなくなる・・しかし、まだジャック兄さんが・・・)」
時間が経つごとに増えていく拘束具、恐怖、不安・・・逆に減っていく反撃のチャンス、希望。
タロウの心は焦りで満たされ始めていた。
ゾフィー以下ウルトラ6兄弟全員がヒッポリトの手中に堕ち、タロウ以外は皆ブロンズにされるという最悪の展開を迎えていた。
しかし、ヒッポリトの見る悪夢にはまだ続きがあるようだった。
ウィィィィィィィィィィィィィィィィィィン
けたたましいチェーンソーの音が木霊する。
そんな音に目を覚ますウルトラマンタロウ。
タロウ「・・・こ、ここは・・・・」
ヒッポリト「おはよう、タロウ。」
タロウ「・・・?!・・・や、やめろ!」
挨拶の方向を向くと、そこにはブロンズと化したエースに回転するチェーンソーが向けられていた。
ブロンズにされ砕かれた体は二度と元には戻らない・・・これは周知の事実だった。
ヒッポリト「ただではやめられませんねぇ・・・」
タロウ「ど、どういうことだ・・・」
ヒッポリト「あなたが条件を飲めば・・・エースは砕かずに置きましょう」
タロウ「じ、条件?」
ヒッポリト「(ジャラン)これをつけて私の側に仕えなさい」
タロウ「こ、これを・・・」
タロウは投げ出された拘束具を見て戸惑い、躊躇していた。
しかし、そんなタロウを追い詰めるために回転する刃がエースに容赦なく近づく。
タロウ「わ、わかった・・・つ、つける・・だから・・・・・」
ヒッポリト「いいでしょう・・・」
タロウは渋々、エースを守るためにヒッポリトの条件を飲んだ。
震える手で首輪を嵌めた。
息のしづらさに違和感を覚えながらも歩幅が制限されてしまう足枷を嵌めていく。
両足が予想よりも開かないことに恐怖を覚えながら、最後に光線技も出せなくなることを承知で手枷を嵌めヒッポリトの方に向き直った。
ヒッポリト「いい姿ですねぇ・・・光の国のプリンスが奴隷の様な姿になるとは・・傑作です」
タロウ「約束は守ってもらおう!」
ヒッポリト「えぇ、いいですよ。」
ヒッポリトは頷くとデバイスを操作してネームプレート付の台座にエースを置き、部屋の中央に飾って見せた。
タロウ「(くそっ・・・絶対に助け出すから待っていてくれ、兄さん)」
ヒッポリト「さぁ、行きますよ・・・」
タロウ「んぐっ・・・」
首輪につながった鎖を引かれ不自由な歩幅でついて歩く。
両足も両手も満足な幅に広げられないことから反撃のチャンスがなかなか見つからない。
例えば、隙があってもエースの他、4人の安否がわからないうちはおいそれと手出しは出来ないのが事実である。
タロウ「(他の兄さんたちは・・・大丈夫だろうか・・・)」
そんなことをタロウが思い始めたころ、ヒッポリトの足が止まり実験施設の様な場所へと入っていく。
タロウも引かれるまま、中に入っていくしかなかった。
タロウ「・・・・?!・・・な、何を・・・・こ、これはなんだ!」
ヒッポリト「何?って・・・ここは実験施設、あなたも表札、見たでしょう?」
呆然とするタロウの目の前で繰り広げられていたのは想像していたよりも酷いものだった。
マンとセブンの股間部にはメタリックのビキニの様なものが装着され、カラータイマーやビームランプには管が着けられていた。
ヒッポリト「彼らは股間部とタイマーの部分だけは元に戻し、エネルギーと戦士としての種、それに光の国の機密情報を抜き取っています」
タロウ「な、なんてことを・・・今すぐ止めろ!止めるんだ!」
ヒッポリト「何故、あなたの命令を聞かないといけないんです?」
タロウ「くっ・・・た、頼む・・・止めてくれ」
ヒッポリト「あなたがコレを装着するなら考えてもいいですよ」
タロウ「・・・?!・・・・わ、わかった・・・・・」
今のタロウにはヒッポリトを倒すことが出来ない・・・その状況下で兄弟を守るためには言いなりになるほかなかった。
差し出された貞操帯を足枷を一時的に外し穿いていく。
さらにはプロテクターに液体金属を塗り込められ、漆黒に染め上げられていった。
足枷を繋ぎなおすと貞操帯は隙間をなくし、ぴったりとタロウの股間を締め上げた。
さらに、黒く染まったプロテクターにはストリウムエネルギーを吸い上げられ、代わりにタロウには使用出来ないエネルギーが注がれ始めてしまった。
タロウ「(ま、まずいぞ・・・時間が経てば経つほど勝ち目がなくなる・・しかし、まだジャック兄さんが・・・)」
時間が経つごとに増えていく拘束具、恐怖、不安・・・逆に減っていく反撃のチャンス、希望。
タロウの心は焦りで満たされ始めていた。