yspについて
(*ノωノ)ご無沙汰しております
小説サイトとして有名かつ老舗だったysp 横浜ストーリーパーク の更新が終了しました。
わたくしも小説というにはおこがましい文字のかたまりを掲載していただいておりまして
本当にお世話になりました
この記事、もっと早くに掲載するべきだったのですが、こんなにも遅くなったことは申し訳ない限りです。
そして、今後の記事掲載の場所ですが
pixivも考えましたが、版権に関する注意事項もあるのでしばらくはこちらで と言いつつも
掲載はちょっと先になるかも
ひっそり、しょっぱくやっていこうと思います
生存報告でございました
小説サイトとして有名かつ老舗だったysp 横浜ストーリーパーク の更新が終了しました。
わたくしも小説というにはおこがましい文字のかたまりを掲載していただいておりまして
本当にお世話になりました
この記事、もっと早くに掲載するべきだったのですが、こんなにも遅くなったことは申し訳ない限りです。
そして、今後の記事掲載の場所ですが
pixivも考えましたが、版権に関する注意事項もあるのでしばらくはこちらで と言いつつも
掲載はちょっと先になるかも
ひっそり、しょっぱくやっていこうと思います
生存報告でございました
made in サロメ 6話
6話
サロメ星人の尖兵と成り下がったウルトラ兄弟5番目の弟:ウルトラマンエース。
改造手術が終わり、テストバトルを行うとして連れて行かれた先に待っていたのは最愛の弟:ウルトラマンタロウであった。
言葉を封じられ、偽者なのかどうか見極められずにいるタロウからエネルギーがどんどん失われていく。
エースの攻撃をかわすだけで反撃が出来ないタロウ。
それは対称的にフラッシュハンドを発動し容赦のない攻撃を続けるエース。
次第に動きの鈍るタロウとは違い、本人の意思は関係なく体が動くエースには動きに波はなかった。
タロウ「兄さんなんだろ?・・・?!・・・あぐっ・・・・ぐっ・・くそっ・・・」
エース「・・・(タロウ?!・・・に、逃げろ・・早く・・・)」
ついに、足元のふら付くタロウの腹部に光る拳が決まり地面に打ち倒されるタロウ。
エネルギーの減少しているタロウには攻撃のダメージがかなりのものだった。
タロウ「・・?!・・ど、どこにっ・・・んがぁぁぁぁぁっ・・がはっ・・・」
タロウがエースの姿を見失った瞬間、強烈な踵落としが決まり、地面に背中がめり込み、血反吐を吐いてしまうタロウ。
そのままタロウが敗れるのかに思われたが、サロメ星人のテストはエースにだけ行われているわけではないようだった。
エース「・・?!・・立て!タロウ!私はもう元には戻れない!さぁ、私を倒し、仲間にこのことを知らせるのだ!」
タロウ「・・?!・・・やはり、兄さん本人なんだね・・・できないよ・・・そんなこと・・・・」
エース「このままじゃ、おまえのエネルギーは全て吸い尽くされ、おまえも俺と同じ様にされるんだ・・・光の国が危ない!ウルトラ戦士なんだぞ、おまえは!」
タロウ「・・・・・・必ず・・必ず助けるから!今は・・・」
意を決してバック転で距離をとり、ストリウム光線の構えを見せるタロウ。
その決意の表れか、輝くエネルギーがどんどん集まりまばゆさを増していく。
突進し邪魔をするよう命じられるのかと思ったエースの体は仁王立ちし、動きを止めた。
エース「(耐久力でも見るつもりなのか?・・・・)」
タロウ「兄さん・・・ごめん!ストリウム光線っ!」
エース「(タロウ・・・ありがとう・・・・)」
タロウの腕から放たれた光線は迷うことなくエースに向かい、クリーンヒットした・・・はずだった。
エースの体に命中したストリウム光線は事も無げに弾かれ四散していった。
エース「(まさか・・最後のコーティングは・・・これのためか!)」
タロウ「な、なんで・・・どういうことだ・・・・・」
威力をあげるタロウ。
しかし、光線はエースを倒すことが出来なかった。
その光線の最中、まるで何の抵抗もないかのようにメタリウム光線の構えから紫色の光線を放って見せるサロメの兵隊。
タロウの光線を散らし、圧倒的な威力の差であっという間にタロウの目前にまで迫る紫の奔流。
タロウ「に、兄さん・・・も、もう・・・耐えられな・・・い・・・・・」
エース「タ、タロ・・・・・(?!・・・また、会話が封じられた!)」
再び言葉を封じられ、無言のまま威力をさらに上げたダークメタリウム光線はストリウム光線を完全に消し去りタロウの体に命中してしまった。
爆発することなく、背側の壁までおいやられ、壁に体がめり込み始めた。
タロウ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・ぐ、苦しいっ・・・」
エース「(タロウ・・タロウ・・・・くそっ・・・・・こ、このままじゃ・・・・)」
そんなエースの悲痛の思いさえも届かず、サロメの意思で光線の発射角度が動き始め、タロウの体の隅々を紫色の光線で照らしていく。
タロウ「あぁぁぁっ・・んぐっ・・ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
苦しむ弟の声に心が引き裂かれそうになりながらも、その腕は容赦なく動き続けタロウを攻撃していった。
タロウ「ぁぁぁぁぁぁっ・・・ぁぁんっ・・・・」
ガクン・・・バタン・・・・
全身にダークメタリウム光線を浴び続け、タロウにはもうエネルギーは微塵も残されていなかった。
壁から解き放たれうつ伏せの状態で床に倒れこむタロウ。
倒れた光の国のプリンスに駆け寄るエース。
エース「タロウ・・タロウ!大丈夫か!タロウ!」
タロウ「・・・・・・に・い・・・・さん・・・・・・・・」
今のエースはタロウを心配するあまり、自らの体が本来の自分の体ではないことを忘れているのだった。
サロメに操られている自分が近寄って、タロウに良いことなど起こりうるはずがなかった。
タロウに近寄ると体に残る僅かなエネルギーさえも見逃さず、ウルトラホールは奪い取っていった。
エースが近寄ったことでタロウの瞳、タイマーからは光が消え、動きを止めた。
エース「あぁぁぁっ・・タロウ・・・タロウが・・・・」
自分がタロウを・・・その思いでエースの心は黒く、そして潰されそうになっていった。
しかし、そんなエースに休む暇も悔やむ暇もサロメはくれはしなかった。
動かないタロウの体を抱え上げ、手術台に運びエースと同じ運命を辿る・・その手伝いをするのだった。
サロメ星人の尖兵と成り下がったウルトラ兄弟5番目の弟:ウルトラマンエース。
改造手術が終わり、テストバトルを行うとして連れて行かれた先に待っていたのは最愛の弟:ウルトラマンタロウであった。
言葉を封じられ、偽者なのかどうか見極められずにいるタロウからエネルギーがどんどん失われていく。
エースの攻撃をかわすだけで反撃が出来ないタロウ。
それは対称的にフラッシュハンドを発動し容赦のない攻撃を続けるエース。
次第に動きの鈍るタロウとは違い、本人の意思は関係なく体が動くエースには動きに波はなかった。
タロウ「兄さんなんだろ?・・・?!・・・あぐっ・・・・ぐっ・・くそっ・・・」
エース「・・・(タロウ?!・・・に、逃げろ・・早く・・・)」
ついに、足元のふら付くタロウの腹部に光る拳が決まり地面に打ち倒されるタロウ。
エネルギーの減少しているタロウには攻撃のダメージがかなりのものだった。
タロウ「・・?!・・ど、どこにっ・・・んがぁぁぁぁぁっ・・がはっ・・・」
タロウがエースの姿を見失った瞬間、強烈な踵落としが決まり、地面に背中がめり込み、血反吐を吐いてしまうタロウ。
そのままタロウが敗れるのかに思われたが、サロメ星人のテストはエースにだけ行われているわけではないようだった。
エース「・・?!・・立て!タロウ!私はもう元には戻れない!さぁ、私を倒し、仲間にこのことを知らせるのだ!」
タロウ「・・?!・・・やはり、兄さん本人なんだね・・・できないよ・・・そんなこと・・・・」
エース「このままじゃ、おまえのエネルギーは全て吸い尽くされ、おまえも俺と同じ様にされるんだ・・・光の国が危ない!ウルトラ戦士なんだぞ、おまえは!」
タロウ「・・・・・・必ず・・必ず助けるから!今は・・・」
意を決してバック転で距離をとり、ストリウム光線の構えを見せるタロウ。
その決意の表れか、輝くエネルギーがどんどん集まりまばゆさを増していく。
突進し邪魔をするよう命じられるのかと思ったエースの体は仁王立ちし、動きを止めた。
エース「(耐久力でも見るつもりなのか?・・・・)」
タロウ「兄さん・・・ごめん!ストリウム光線っ!」
エース「(タロウ・・・ありがとう・・・・)」
タロウの腕から放たれた光線は迷うことなくエースに向かい、クリーンヒットした・・・はずだった。
エースの体に命中したストリウム光線は事も無げに弾かれ四散していった。
エース「(まさか・・最後のコーティングは・・・これのためか!)」
タロウ「な、なんで・・・どういうことだ・・・・・」
威力をあげるタロウ。
しかし、光線はエースを倒すことが出来なかった。
その光線の最中、まるで何の抵抗もないかのようにメタリウム光線の構えから紫色の光線を放って見せるサロメの兵隊。
タロウの光線を散らし、圧倒的な威力の差であっという間にタロウの目前にまで迫る紫の奔流。
タロウ「に、兄さん・・・も、もう・・・耐えられな・・・い・・・・・」
エース「タ、タロ・・・・・(?!・・・また、会話が封じられた!)」
再び言葉を封じられ、無言のまま威力をさらに上げたダークメタリウム光線はストリウム光線を完全に消し去りタロウの体に命中してしまった。
爆発することなく、背側の壁までおいやられ、壁に体がめり込み始めた。
タロウ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・ぐ、苦しいっ・・・」
エース「(タロウ・・タロウ・・・・くそっ・・・・・こ、このままじゃ・・・・)」
そんなエースの悲痛の思いさえも届かず、サロメの意思で光線の発射角度が動き始め、タロウの体の隅々を紫色の光線で照らしていく。
タロウ「あぁぁぁっ・・んぐっ・・ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
苦しむ弟の声に心が引き裂かれそうになりながらも、その腕は容赦なく動き続けタロウを攻撃していった。
タロウ「ぁぁぁぁぁぁっ・・・ぁぁんっ・・・・」
ガクン・・・バタン・・・・
全身にダークメタリウム光線を浴び続け、タロウにはもうエネルギーは微塵も残されていなかった。
壁から解き放たれうつ伏せの状態で床に倒れこむタロウ。
倒れた光の国のプリンスに駆け寄るエース。
エース「タロウ・・タロウ!大丈夫か!タロウ!」
タロウ「・・・・・・に・い・・・・さん・・・・・・・・」
今のエースはタロウを心配するあまり、自らの体が本来の自分の体ではないことを忘れているのだった。
サロメに操られている自分が近寄って、タロウに良いことなど起こりうるはずがなかった。
タロウに近寄ると体に残る僅かなエネルギーさえも見逃さず、ウルトラホールは奪い取っていった。
エースが近寄ったことでタロウの瞳、タイマーからは光が消え、動きを止めた。
エース「あぁぁぁっ・・タロウ・・・タロウが・・・・」
自分がタロウを・・・その思いでエースの心は黒く、そして潰されそうになっていった。
しかし、そんなエースに休む暇も悔やむ暇もサロメはくれはしなかった。
動かないタロウの体を抱え上げ、手術台に運びエースと同じ運命を辿る・・その手伝いをするのだった。
made in サロメ 5話
5話
ついに体の支配権を完全に奪われたウルトラマンエース。
あの逞しい体は関節に漆黒金属が施され、首には隷属の証のように首輪までが装着されていた。
カラータイマーにもウルトラホールにも装着物があり、ロボットだといわれても違和感のないほどだった。
サロメ星人「よし!では、まず君のテストを行おうじゃないか」
エース「テストだと・・・」
サロメ星人「はい、私達のロボットとなったあなたをテストするのに最高の相手を用意しています」
エース「(最高の相手・・・・?・・・・一体・・・誰が・・・)」
不気味に笑うサロメ星人に良い予感は微塵もしなかった。
しかし、サロメ星人の脳波に従い、勝手に動く体。
「私達のロボット」とは言うものの、その動きは意図的に付き従っているように思えた。
サロメ星人の背後を従者のように歩くエース。
背中を見せている敵に触ることさえ出来ない・・・・。
サロメ星人「さぁ・・・入りなさい・・・相手が待っていますよ」
エース「・・・・・?!・・・・(く、口が動かない・・・・喋れない)・・・」
突然、神経を操作され会話を封じられたエース。
先ほどの捕獲用の部屋に入り、出入り口が閉ざされると照明が着き、「最高の相手」と二人きりとなった。
タロウ「・・・?!・・・エース・・・兄さん?」
エース「・・・・・・・(タ、タロウ・・?!・・・くそっ・・・そういうことか)・・・」
タロウ「何で、何も言わないんだ?兄さんじゃ・・・ないのか?」
エース「・・・・(早く、早く俺を倒すんだ!じゃない・・・)」
動揺するタロウとは裏腹に操られているエースの動きは迷いのない動きであった。
前傾姿勢ですばやく駆け寄り瞬く間に至近距離まで詰め寄るエース。
タロウ「ま、待って・・待ってくれ・・・?!・・な、なんだ・・・ち、力が抜けて・・・」
エース「・・・(ま、まずい・・・ウルトラホールのせいか・・・)」
ウルトラホールにしかけられた装置のせいで距離が縮まったタロウの体からストリウムエネルギーを吸い上げ、集め始めてしまったのだ。
ウルトラホールに集まったストリウムエネルギーは迷わず貞操帯に集まり股間をビクつかせサロメ星人の実験材料の生成に使われていくのだった。
なおも戦うことを躊躇するタロウからは加速度的にエネルギーが奪われていき、動きは次第に鈍っていくのだった。
ついに体の支配権を完全に奪われたウルトラマンエース。
あの逞しい体は関節に漆黒金属が施され、首には隷属の証のように首輪までが装着されていた。
カラータイマーにもウルトラホールにも装着物があり、ロボットだといわれても違和感のないほどだった。
サロメ星人「よし!では、まず君のテストを行おうじゃないか」
エース「テストだと・・・」
サロメ星人「はい、私達のロボットとなったあなたをテストするのに最高の相手を用意しています」
エース「(最高の相手・・・・?・・・・一体・・・誰が・・・)」
不気味に笑うサロメ星人に良い予感は微塵もしなかった。
しかし、サロメ星人の脳波に従い、勝手に動く体。
「私達のロボット」とは言うものの、その動きは意図的に付き従っているように思えた。
サロメ星人の背後を従者のように歩くエース。
背中を見せている敵に触ることさえ出来ない・・・・。
サロメ星人「さぁ・・・入りなさい・・・相手が待っていますよ」
エース「・・・・・?!・・・・(く、口が動かない・・・・喋れない)・・・」
突然、神経を操作され会話を封じられたエース。
先ほどの捕獲用の部屋に入り、出入り口が閉ざされると照明が着き、「最高の相手」と二人きりとなった。
タロウ「・・・?!・・・エース・・・兄さん?」
エース「・・・・・・・(タ、タロウ・・?!・・・くそっ・・・そういうことか)・・・」
タロウ「何で、何も言わないんだ?兄さんじゃ・・・ないのか?」
エース「・・・・(早く、早く俺を倒すんだ!じゃない・・・)」
動揺するタロウとは裏腹に操られているエースの動きは迷いのない動きであった。
前傾姿勢ですばやく駆け寄り瞬く間に至近距離まで詰め寄るエース。
タロウ「ま、待って・・待ってくれ・・・?!・・な、なんだ・・・ち、力が抜けて・・・」
エース「・・・(ま、まずい・・・ウルトラホールのせいか・・・)」
ウルトラホールにしかけられた装置のせいで距離が縮まったタロウの体からストリウムエネルギーを吸い上げ、集め始めてしまったのだ。
ウルトラホールに集まったストリウムエネルギーは迷わず貞操帯に集まり股間をビクつかせサロメ星人の実験材料の生成に使われていくのだった。
なおも戦うことを躊躇するタロウからは加速度的にエネルギーが奪われていき、動きは次第に鈍っていくのだった。
made in サロメ 4話
4話
打開策の見つからないまま次第に体を支配されていくエース。
地球が狙われているのがわかっても教えることも防ぐことも出来ない。
今のエースに出来るのは大人しく体を改造されることだけだった。
「続き」という言葉にエースの体は寝台に戻り仰向けで寝てしまうのだった。
寝台の冷凍装置がOFFであろうと、拘束具がなかろうと・・・今のエースにはチャンスにはならなかった。
「続き」と言ったサロメの手には2つの黒いものが握られていた。
1つはカラータイマーに被せられ、1つは頭部のウルトラホールに嵌めこまれた黒い物質。
ウルトラ戦士の胸に輝くカラータイマー・・そこに封印でもするように漆黒の金属が嵌めこまれたのだ。
さらに、かつてゴルゴタでエースキラーを打ち破るため、放たれたスペースQ・・・その戦いでの勝利の鍵ともなったウルトラホールにもタイマーと同様の封印がされてしまっていた。
エース「・・?!・・な、何をした」
サロメ星人「いえねぇ、タイマーの封印は簡単ですよ。太陽光を浴びても正常にエネルギーが回復せず私たちの設計どおりにエネルギーが循環するんです。」
エース「・・?!・・そ、そんな・・・・」
サロメ星人「ウルトラホールは効果を書き換えました。あなたと対峙するウルトラ戦士から強制的にエネルギーを搾取するようにしたんです」
エース「(もし、救援に現れても・・・これじゃ・・・)」
サロメ星人の改造により、エースの体は着々と悪に堕とされていた。
太陽光を浴びてもメタリウムエネルギーにはならず、子孫を残すために使用され股間を封印する貞操帯に取り込まれてしまうように改造されてしまったのである。
ウルトラホールは正義のためのものではなく、仲間からエネルギーを搾取し、貞操帯の餌にする魔の拷問器具となっていた。
エースを助けに来たウルトラ戦士達はその姿に驚き、戸惑い、破壊を躊躇するのは自明だった・・・しかし、その迷う時間さえもサロメのしかける攻撃になってしまうのである。
エース「(1つだけある・・タイマーが封印された今、エネルギーが切れれば・・・)」
サロメ星人「どうせ、あなたのことだ・・エネルギー切れを考えているんでしょうが、それは無駄なこと」
エース「・・?!・・・な、何故、無駄だなどと・・・」
サロメ星人「言ったでしょう?わたしたちの設計どおりのエネルギーサイクルだと。正常じゃないエネルギーは作れるということなんですよ。」
エース「(まさか・・・死ぬことさえもできないのか・・)」
サロメ星人「わかりましたか?あなたがどういう状況か?さっ、最後の仕上げですよ」
「最後」の言葉と共にサロメはエースの首にメスを振るった。
エース「んぐっ・・・・」
サロメ星人「・・・よしっ・・・これで完成だ。君の神経は全て掌握した。あとはこれをつけて完成だ」
冷凍状態から脱した体はメスの痛みを覚え、エースを苦しめる。
しかし、その痛みも突然、消えうせ何も感じなくなった。
それもそのはず、首の手術でエースの全神経が掌握されてしまったのだ。
痛みも感じず、自由に動けず・・・・まるでロボットのようにされてしまったのだ。
そんな操り人形のエースの四肢の関節、首に漆黒の液体金属をコーティングしていくサロメ星人。
柔軟な動きが出来るように伸び縮みするその金属は、カバーであると同時にサロメ星人からの遠隔操作シグナルをエースの体に伝える役割もあった。
装着物が全て備わったのを確認すると、サロメ星人はエースの体に透明な液体でコーティングを行っていった。
エース「(・・・晴れて敵の僕になったわけだ・・・)」
サロメ星人「ふふふふははははははは・・・オリジナル、そうオリジナルだ・・・やっと本物を越えることが出来た!」
残酷にも意識だけが残され、体は敵に掌握されたエースの瞳は淀んだ光に満たされていた。
打開策の見つからないまま次第に体を支配されていくエース。
地球が狙われているのがわかっても教えることも防ぐことも出来ない。
今のエースに出来るのは大人しく体を改造されることだけだった。
「続き」という言葉にエースの体は寝台に戻り仰向けで寝てしまうのだった。
寝台の冷凍装置がOFFであろうと、拘束具がなかろうと・・・今のエースにはチャンスにはならなかった。
「続き」と言ったサロメの手には2つの黒いものが握られていた。
1つはカラータイマーに被せられ、1つは頭部のウルトラホールに嵌めこまれた黒い物質。
ウルトラ戦士の胸に輝くカラータイマー・・そこに封印でもするように漆黒の金属が嵌めこまれたのだ。
さらに、かつてゴルゴタでエースキラーを打ち破るため、放たれたスペースQ・・・その戦いでの勝利の鍵ともなったウルトラホールにもタイマーと同様の封印がされてしまっていた。
エース「・・?!・・な、何をした」
サロメ星人「いえねぇ、タイマーの封印は簡単ですよ。太陽光を浴びても正常にエネルギーが回復せず私たちの設計どおりにエネルギーが循環するんです。」
エース「・・?!・・そ、そんな・・・・」
サロメ星人「ウルトラホールは効果を書き換えました。あなたと対峙するウルトラ戦士から強制的にエネルギーを搾取するようにしたんです」
エース「(もし、救援に現れても・・・これじゃ・・・)」
サロメ星人の改造により、エースの体は着々と悪に堕とされていた。
太陽光を浴びてもメタリウムエネルギーにはならず、子孫を残すために使用され股間を封印する貞操帯に取り込まれてしまうように改造されてしまったのである。
ウルトラホールは正義のためのものではなく、仲間からエネルギーを搾取し、貞操帯の餌にする魔の拷問器具となっていた。
エースを助けに来たウルトラ戦士達はその姿に驚き、戸惑い、破壊を躊躇するのは自明だった・・・しかし、その迷う時間さえもサロメのしかける攻撃になってしまうのである。
エース「(1つだけある・・タイマーが封印された今、エネルギーが切れれば・・・)」
サロメ星人「どうせ、あなたのことだ・・エネルギー切れを考えているんでしょうが、それは無駄なこと」
エース「・・?!・・・な、何故、無駄だなどと・・・」
サロメ星人「言ったでしょう?わたしたちの設計どおりのエネルギーサイクルだと。正常じゃないエネルギーは作れるということなんですよ。」
エース「(まさか・・・死ぬことさえもできないのか・・)」
サロメ星人「わかりましたか?あなたがどういう状況か?さっ、最後の仕上げですよ」
「最後」の言葉と共にサロメはエースの首にメスを振るった。
エース「んぐっ・・・・」
サロメ星人「・・・よしっ・・・これで完成だ。君の神経は全て掌握した。あとはこれをつけて完成だ」
冷凍状態から脱した体はメスの痛みを覚え、エースを苦しめる。
しかし、その痛みも突然、消えうせ何も感じなくなった。
それもそのはず、首の手術でエースの全神経が掌握されてしまったのだ。
痛みも感じず、自由に動けず・・・・まるでロボットのようにされてしまったのだ。
そんな操り人形のエースの四肢の関節、首に漆黒の液体金属をコーティングしていくサロメ星人。
柔軟な動きが出来るように伸び縮みするその金属は、カバーであると同時にサロメ星人からの遠隔操作シグナルをエースの体に伝える役割もあった。
装着物が全て備わったのを確認すると、サロメ星人はエースの体に透明な液体でコーティングを行っていった。
エース「(・・・晴れて敵の僕になったわけだ・・・)」
サロメ星人「ふふふふははははははは・・・オリジナル、そうオリジナルだ・・・やっと本物を越えることが出来た!」
残酷にも意識だけが残され、体は敵に掌握されたエースの瞳は淀んだ光に満たされていた。
made in サロメ 3話
3話
敵のアジトに潜入し、ロボットの製造を止める・・はずだった、ウルトラマンエース。
彼を待っていたのは想像もしない罠だった。
サロメ星人の罠にまんまとはまり、捕まえるどころか捕まってしまう窮地に立たされたのだ。
捕獲のための部屋でエネルギーを相殺・消滅させられ何1つ抗うことも出来ずに冷凍ガスの雲海に沈んだエース。
冷凍状態を保ったままに出来る特別な寝台に寝かせられ体を拘束されていた。
エース「・・・・こ・・・ここ・・は・・・・」
サロメ星人「目が覚めましたか?エース」
エース「(体が・・・全く動かない・・・)」
サロメ星人「あなたの体は完全冷凍状態。会話の出来るエネルギーを頭部に注いでいるんですよ」
エース「こ、殺すなら・・・殺せ・・・・わたしが死ん」
サロメ星人「いえいえ、そんなことはしませんとも。簡単な死などというものを与えはしない!」
エース「ご、拷・・・問でも・・・な、何でも・・・するが・・・いい」
サロメ星人「ふふふふ・・・・それはそれはよい覚悟ですね」
エースの視界から一瞬消え、再び現れたサロメ星人の手には意外なものがが握られていた。
彼の手に握られていたのは医療用の器具だった。
エース「(解剖するつもりか・・・くそっ、光の国の秘密が・・・)」
サロメ星人「私たちはニセセブンを最初に作りました。ウルトラセブンを捕まえ、調べ上げて・・・。しかし、あなたもご存知の通りの結果に・・」
エース「し、所詮は・・・ニセ・・・物だから・・・な」
サロメ星人「そう!そうなんです」
エース「・・・?」
サロメ星人「まがい物で本物を越えることは出来ない・・・これはもう間違いないこと」
エース「な、何が・・・言いたい・・・?」
サロメ星人「本物を改造すればいい!そこにわたしたちはようやく到達したんです」
エース「・・・?!・・・」
サロメ星人「本物を改造し、我が物とすれば越えるべき者はなくそれこそがオリジナル!量産など必要ないのですから」
エース「・・・?!・・ま、まさか・・・最初から・・・・」
サロメ星人「えぇ、そうですよ?あなたが手に入るのだからニセエースなど全滅しようとも惜しくはない。現にこうして最高の結果が出ています。」
計画の全貌を明かし、その手に握られた医療道具は冷酷にエースの右肘に侵入を始めた。
冷凍された体には痛みという感覚がなく、何をされているのかもわからなかった。
サロメ星人「今や宇宙であなたたちウルトラ兄弟を知らないものはいない・・・そんなあなたが暴れだしたら誰が止められるでしょう?それも、ロボットではなく本物だとわかっていたら・・」
エース「ひ、卑怯な・・・(早く・・早く、なんとかしないと・・・・)」
サロメ星人「助けは誰も来ませんよ?」
エース「ど・・・ういう・・意味だ・・・・?」
サロメ星人「あなたのウルトラサイン、アジトに入った瞬間に消しておきましたから」
エース「・・・・・・・・・」
救援の可能性を絶たれたエースに追い討ちをかけるような事実が突きつけられた。
エース「(ど、どういうことだ・・右手が勝手に・・)」
サロメ星人が細工を施した右肘から先が本人の意思とは無関係に動き出したのだ。
それもとても滑らかに・・・。
手術の具合を確かめると、手際よく左肘にも同様な処置をする。
サロメ星人「私たちのニセエースがとある惑星を襲ったら防衛隊は全力で向かってくるでしょう」
エース「(とある惑星?)」
サロメ星人「今やあなた達の守護さえも要らないほどに進歩した惑星」
エース「ち、地球・・・の・・・ことか・・・」
サロメ星人「そうです、地球です。ニセエースでは侵略は出来ない・・しかし、あなたならどうでしょう?」
エース「・・・」
サロメ星人「判断は遅れ、攻撃に集中を欠き・・・」
エース「や・・やめろ・・・」
サロメ星人「もうじき、あなたの体はあなたの意思では何も動かなくなります・・・残念でしたね」
足元に回ると右膝に悪魔のメスが振り下ろされていく。
エース「(な、何かないのか・・・・何か・・・)」
奪われつつある自らの体の支配権。
光の国に情報を伝える手段・地球を守る方法・兄弟を守る方法・・・問題ばかりが湧き出してくるが、解決策は見当たらず、その焦りの渦に飲まれるばかりであった。
どんどん瞳の光が暗くなっていくエースに追い討ちがかけられた。
カシャン!カシャン!カシャン!カシャン!
寝台に体を拘束していた漆黒の金属ベルトが解除されたのだ。
しかし、それは脱出や反撃のチャンスではなくエースを絶望に突き落とすためのものでしかなかった。
エース「(か、体が・・わたしの体が・・)」
サロメ星人「どうです?自分の体が勝手に動くという気分は?」
四肢の間接につながった電極から遠隔操作され、意思に反して動き回る自らの体。
目の前に主犯格がいるのに捕まえるどころかかすり傷1つ与えられない。
その歯がゆさは今のエースにとって十分な精神攻撃になりえた。
エース「こ、こんなこと・・・やめるんだ・・・」
サロメ星人「あなたに残るのは意識だけですよ?もう手遅れなんです」
エース「そ、そんな・・・・」
絶望にまた1歩、コマを進めたエースに笑みがこぼれるサロメ星人。
その手には液体金属の入った容器が握られていた。
うねうねと蠢く銀色の液体を豪快にエースの股間部にぶちまける。
その瞬間、意志を持っているようにビキニ様に広がりを見せ、股間部を包み込んでしまったのである。
エース「な、何をっ?!」
サロメ星人「あなたの体は生身のまま・・・実験材料のために種も無駄にはしません」
エース「(・・・くそっ・・・どこまでも卑劣な・・・)」
サロメ星人「さぁ、続きをやりますよ」
暗くなりつつあるエースの心に響くサロメ星人の言葉・・・・。
敵のアジトに潜入し、ロボットの製造を止める・・はずだった、ウルトラマンエース。
彼を待っていたのは想像もしない罠だった。
サロメ星人の罠にまんまとはまり、捕まえるどころか捕まってしまう窮地に立たされたのだ。
捕獲のための部屋でエネルギーを相殺・消滅させられ何1つ抗うことも出来ずに冷凍ガスの雲海に沈んだエース。
冷凍状態を保ったままに出来る特別な寝台に寝かせられ体を拘束されていた。
エース「・・・・こ・・・ここ・・は・・・・」
サロメ星人「目が覚めましたか?エース」
エース「(体が・・・全く動かない・・・)」
サロメ星人「あなたの体は完全冷凍状態。会話の出来るエネルギーを頭部に注いでいるんですよ」
エース「こ、殺すなら・・・殺せ・・・・わたしが死ん」
サロメ星人「いえいえ、そんなことはしませんとも。簡単な死などというものを与えはしない!」
エース「ご、拷・・・問でも・・・な、何でも・・・するが・・・いい」
サロメ星人「ふふふふ・・・・それはそれはよい覚悟ですね」
エースの視界から一瞬消え、再び現れたサロメ星人の手には意外なものがが握られていた。
彼の手に握られていたのは医療用の器具だった。
エース「(解剖するつもりか・・・くそっ、光の国の秘密が・・・)」
サロメ星人「私たちはニセセブンを最初に作りました。ウルトラセブンを捕まえ、調べ上げて・・・。しかし、あなたもご存知の通りの結果に・・」
エース「し、所詮は・・・ニセ・・・物だから・・・な」
サロメ星人「そう!そうなんです」
エース「・・・?」
サロメ星人「まがい物で本物を越えることは出来ない・・・これはもう間違いないこと」
エース「な、何が・・・言いたい・・・?」
サロメ星人「本物を改造すればいい!そこにわたしたちはようやく到達したんです」
エース「・・・?!・・・」
サロメ星人「本物を改造し、我が物とすれば越えるべき者はなくそれこそがオリジナル!量産など必要ないのですから」
エース「・・・?!・・ま、まさか・・・最初から・・・・」
サロメ星人「えぇ、そうですよ?あなたが手に入るのだからニセエースなど全滅しようとも惜しくはない。現にこうして最高の結果が出ています。」
計画の全貌を明かし、その手に握られた医療道具は冷酷にエースの右肘に侵入を始めた。
冷凍された体には痛みという感覚がなく、何をされているのかもわからなかった。
サロメ星人「今や宇宙であなたたちウルトラ兄弟を知らないものはいない・・・そんなあなたが暴れだしたら誰が止められるでしょう?それも、ロボットではなく本物だとわかっていたら・・」
エース「ひ、卑怯な・・・(早く・・早く、なんとかしないと・・・・)」
サロメ星人「助けは誰も来ませんよ?」
エース「ど・・・ういう・・意味だ・・・・?」
サロメ星人「あなたのウルトラサイン、アジトに入った瞬間に消しておきましたから」
エース「・・・・・・・・・」
救援の可能性を絶たれたエースに追い討ちをかけるような事実が突きつけられた。
エース「(ど、どういうことだ・・右手が勝手に・・)」
サロメ星人が細工を施した右肘から先が本人の意思とは無関係に動き出したのだ。
それもとても滑らかに・・・。
手術の具合を確かめると、手際よく左肘にも同様な処置をする。
サロメ星人「私たちのニセエースがとある惑星を襲ったら防衛隊は全力で向かってくるでしょう」
エース「(とある惑星?)」
サロメ星人「今やあなた達の守護さえも要らないほどに進歩した惑星」
エース「ち、地球・・・の・・・ことか・・・」
サロメ星人「そうです、地球です。ニセエースでは侵略は出来ない・・しかし、あなたならどうでしょう?」
エース「・・・」
サロメ星人「判断は遅れ、攻撃に集中を欠き・・・」
エース「や・・やめろ・・・」
サロメ星人「もうじき、あなたの体はあなたの意思では何も動かなくなります・・・残念でしたね」
足元に回ると右膝に悪魔のメスが振り下ろされていく。
エース「(な、何かないのか・・・・何か・・・)」
奪われつつある自らの体の支配権。
光の国に情報を伝える手段・地球を守る方法・兄弟を守る方法・・・問題ばかりが湧き出してくるが、解決策は見当たらず、その焦りの渦に飲まれるばかりであった。
どんどん瞳の光が暗くなっていくエースに追い討ちがかけられた。
カシャン!カシャン!カシャン!カシャン!
寝台に体を拘束していた漆黒の金属ベルトが解除されたのだ。
しかし、それは脱出や反撃のチャンスではなくエースを絶望に突き落とすためのものでしかなかった。
エース「(か、体が・・わたしの体が・・)」
サロメ星人「どうです?自分の体が勝手に動くという気分は?」
四肢の間接につながった電極から遠隔操作され、意思に反して動き回る自らの体。
目の前に主犯格がいるのに捕まえるどころかかすり傷1つ与えられない。
その歯がゆさは今のエースにとって十分な精神攻撃になりえた。
エース「こ、こんなこと・・・やめるんだ・・・」
サロメ星人「あなたに残るのは意識だけですよ?もう手遅れなんです」
エース「そ、そんな・・・・」
絶望にまた1歩、コマを進めたエースに笑みがこぼれるサロメ星人。
その手には液体金属の入った容器が握られていた。
うねうねと蠢く銀色の液体を豪快にエースの股間部にぶちまける。
その瞬間、意志を持っているようにビキニ様に広がりを見せ、股間部を包み込んでしまったのである。
エース「な、何をっ?!」
サロメ星人「あなたの体は生身のまま・・・実験材料のために種も無駄にはしません」
エース「(・・・くそっ・・・どこまでも卑劣な・・・)」
サロメ星人「さぁ、続きをやりますよ」
暗くなりつつあるエースの心に響くサロメ星人の言葉・・・・。