驕り 4話:物に変わる刻
第4話:物に変わる刻
エネルギー、体に備わる力、知識、経験、記憶・・・全てが奪い取られてしまった。
体には自由も残っておらず、十字架に沈み込み、動かせる部分など何もなかった。
いや、今の彼には・・・・彼という表現も間違いなのかもしれない・・・・
物として保有されることが宇宙共通の法律に則った裁判で決定したウルトラマンには動く自由など必要ないのかもしれない・・・・。
そして、ついに、最後の処刑が施される時間がきてしまったのだ。
そう、彼が”者から物へと変わる瞬間である”。
ダダ:さぁ・・・最期の時間だ・・・・
ウルトラマン:・・・さ、最期・・・・?
ダダ:あぁ・・・君が物に変わる時間だよ・・・
十字架はダダのデバイスの操作に従い、獲物を取り込んだままで横倒しになった。
そして、部屋の中央に現れた寝台の上に十字架が乗せられ、ウルトラマンは天井しか見ることを許されない状況へと変えられたのだ。
ヌルヌル・・・ヌルヌルヌル・・・
ダラァァァァァァ・・・・・
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ウルトラマンを包み込んでいた十字架が突如として液体の様に流動し始め、獲物の捕縛をやめて床の排水溝へと流れていった。
結果として寝台に両腕を広げ、十字の状態のままウルトラマンは寝かされたのである。
ダダ:では、始めますよ
ウルトラマン:・・・こ、これ以上・・・・な、何を・・・・
ダダ:すぐにわかりますよ・・・すぐにね・・・・
ダダは床からせりあがってきた装置を手に取り、ウルトラマンの股間へと装着した。
その装置は2本の管を有しており、1本はウルトラマンの盛り上がった股間へ、もう1本はウルトラマンの両足の付け根の交わる部分・・・人間で言うところの肛門に当たる部分へと伸びていた。
ウルトラマン:・・?!・・・一体・・・何を・・・
ダダ:あなたは標本になると同時に物になるんです
ウルトラマン:・・・・・?
ダダ:あなたは永久に優秀な戦士の父親としてダダの星で利用されるんですよ
ウルトラマン:・・・な、何?!・・・・・そ、そんな・・・・
自分の利用方法を聞き、愕然とするウルトラマン。
しかし、その説明の間もダダは着々と作業を進めていった。
両足の付け根に伸びた管は肛門に該当する部分に装着され、股間に伸びた管は盛り上がった股間を優しく包み込む状態で装着された。
ダダ:まだ、処刑は50%しか終わってませんよ、ウルトラマン
ウルトラマン:・・・こ・・これで・・終わり・・じゃ・・・ない・・・のか?・・・・・
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ダダは背後から黒い液体の入った入れ物を取り出し両腕でこね始めた。
その液体を今度は丁寧に丁寧にウルトラマンに塗りこめだしたのだ。
ウルトラマン:・・・?!・・・こ、これは
ダダ:名づけてダダタールです
ウルトラマン:ダ、ダダタール・・・・
ダダ:あなたを物にする液体というわけですね
絶望に歪むウルトラマンの顔を満足そうに眺め、両腕や両足をマッサージする様に液体にまみれさせていった。
体の力を奪われたウルトラマンは言葉を発することもなかなか出来ない状態で体を黒く染められても何一つ抗うことが出来なかった。
ダダの楽しい工作は滞ることなく終わり、アッと言う間に顔とカラータイマー、装置を含めた股間部分以外を黒く染められたウルトラマンがそこにはいた。
ウルトラマン:な、何故・・全身に・・・塗らない・・・・?
ダダ:あなたは生き地獄を味わうんですよ?永久に
ウルトラマン:・・・そ、そういうこと・・・か・・・・
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寝台に横たわるウルトラマンは礼儀正しくきょうつけをした状態で動きを止めていた。
幾多の敵を退けてきた四肢は黒く汚され、凛々しかった顔も首と後頭部を黒く染められ銀色に輝く顔だけが残されていた。
紫に輝くカラータイマーもブロンズ像にとってつけた様に残されている。
一番の異様は股間だった。
盛り上がった股間を包み込む装置の部分だけが残され、それ以外は黒く汚し尽くされていた。
肛門に相当する部分を襲う管は黒いオブジェに挿入されている様にさえ見えた。
ウルトラマン:・・・?!・・・はぁ・・・はぁ・・・・
ダダ:これで100%処刑が終了しました
ウルトラマン:な、何を・・んんっ・・・はぁ・・・はぁぁ・・・・んぁぁ・・・
ダダ:あなたから奪った全身の体の力を股間にだけ戻しました
ウルトラマン:・・・?!・・・
ダダ:余計な部分をブロンズにしてから戻せば集約するでしょ?力が
ウルトラマン:・・・そ、そんな・・・・・んぁぁぁ・・・ぐっ・・・・
ダダ:両足の付け根から力が注がれ、種を股間から回収する
ウルトラマン:・・・くそっ・・・ぐっ・・・はぁぁぁ・・・・
ダダ:漏れでた力は栄養剤と興奮剤と共に再び循環させます
ウルトラマン:・・・はぁ・・はぁ・・・た、たす
ダダ:けませんよ?あなたは罪人なんですから
ウルトラマン:・・・くぁぁ・・・んんっ・・・
寝台に横たわるウルトラマンは永久に苦しむ罠に嵌められ、ダダの星の奥深くにしまわれてしまったのだ。
ダダの星のために種を放出し、衰えることがないように力を注がれ続け、生命維持だけのエネルギーで生かされる。
しかし、その体はほとんどがブロンズに変わり機能しない・・・・。
ダダ656号の管理する部屋からはウルトラマンの弱弱しい叫び声が聞こえ続けたという・・。
エネルギー、体に備わる力、知識、経験、記憶・・・全てが奪い取られてしまった。
体には自由も残っておらず、十字架に沈み込み、動かせる部分など何もなかった。
いや、今の彼には・・・・彼という表現も間違いなのかもしれない・・・・
物として保有されることが宇宙共通の法律に則った裁判で決定したウルトラマンには動く自由など必要ないのかもしれない・・・・。
そして、ついに、最後の処刑が施される時間がきてしまったのだ。
そう、彼が”者から物へと変わる瞬間である”。
ダダ:さぁ・・・最期の時間だ・・・・
ウルトラマン:・・・さ、最期・・・・?
ダダ:あぁ・・・君が物に変わる時間だよ・・・
十字架はダダのデバイスの操作に従い、獲物を取り込んだままで横倒しになった。
そして、部屋の中央に現れた寝台の上に十字架が乗せられ、ウルトラマンは天井しか見ることを許されない状況へと変えられたのだ。
ヌルヌル・・・ヌルヌルヌル・・・
ダラァァァァァァ・・・・・
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ウルトラマンを包み込んでいた十字架が突如として液体の様に流動し始め、獲物の捕縛をやめて床の排水溝へと流れていった。
結果として寝台に両腕を広げ、十字の状態のままウルトラマンは寝かされたのである。
ダダ:では、始めますよ
ウルトラマン:・・・こ、これ以上・・・・な、何を・・・・
ダダ:すぐにわかりますよ・・・すぐにね・・・・
ダダは床からせりあがってきた装置を手に取り、ウルトラマンの股間へと装着した。
その装置は2本の管を有しており、1本はウルトラマンの盛り上がった股間へ、もう1本はウルトラマンの両足の付け根の交わる部分・・・人間で言うところの肛門に当たる部分へと伸びていた。
ウルトラマン:・・?!・・・一体・・・何を・・・
ダダ:あなたは標本になると同時に物になるんです
ウルトラマン:・・・・・?
ダダ:あなたは永久に優秀な戦士の父親としてダダの星で利用されるんですよ
ウルトラマン:・・・な、何?!・・・・・そ、そんな・・・・
自分の利用方法を聞き、愕然とするウルトラマン。
しかし、その説明の間もダダは着々と作業を進めていった。
両足の付け根に伸びた管は肛門に該当する部分に装着され、股間に伸びた管は盛り上がった股間を優しく包み込む状態で装着された。
ダダ:まだ、処刑は50%しか終わってませんよ、ウルトラマン
ウルトラマン:・・・こ・・これで・・終わり・・じゃ・・・ない・・・のか?・・・・・
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ダダは背後から黒い液体の入った入れ物を取り出し両腕でこね始めた。
その液体を今度は丁寧に丁寧にウルトラマンに塗りこめだしたのだ。
ウルトラマン:・・・?!・・・こ、これは
ダダ:名づけてダダタールです
ウルトラマン:ダ、ダダタール・・・・
ダダ:あなたを物にする液体というわけですね
絶望に歪むウルトラマンの顔を満足そうに眺め、両腕や両足をマッサージする様に液体にまみれさせていった。
体の力を奪われたウルトラマンは言葉を発することもなかなか出来ない状態で体を黒く染められても何一つ抗うことが出来なかった。
ダダの楽しい工作は滞ることなく終わり、アッと言う間に顔とカラータイマー、装置を含めた股間部分以外を黒く染められたウルトラマンがそこにはいた。
ウルトラマン:な、何故・・全身に・・・塗らない・・・・?
ダダ:あなたは生き地獄を味わうんですよ?永久に
ウルトラマン:・・・そ、そういうこと・・・か・・・・
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寝台に横たわるウルトラマンは礼儀正しくきょうつけをした状態で動きを止めていた。
幾多の敵を退けてきた四肢は黒く汚され、凛々しかった顔も首と後頭部を黒く染められ銀色に輝く顔だけが残されていた。
紫に輝くカラータイマーもブロンズ像にとってつけた様に残されている。
一番の異様は股間だった。
盛り上がった股間を包み込む装置の部分だけが残され、それ以外は黒く汚し尽くされていた。
肛門に相当する部分を襲う管は黒いオブジェに挿入されている様にさえ見えた。
ウルトラマン:・・・?!・・・はぁ・・・はぁ・・・・
ダダ:これで100%処刑が終了しました
ウルトラマン:な、何を・・んんっ・・・はぁ・・・はぁぁ・・・・んぁぁ・・・
ダダ:あなたから奪った全身の体の力を股間にだけ戻しました
ウルトラマン:・・・?!・・・
ダダ:余計な部分をブロンズにしてから戻せば集約するでしょ?力が
ウルトラマン:・・・そ、そんな・・・・・んぁぁぁ・・・ぐっ・・・・
ダダ:両足の付け根から力が注がれ、種を股間から回収する
ウルトラマン:・・・くそっ・・・ぐっ・・・はぁぁぁ・・・・
ダダ:漏れでた力は栄養剤と興奮剤と共に再び循環させます
ウルトラマン:・・・はぁ・・はぁ・・・た、たす
ダダ:けませんよ?あなたは罪人なんですから
ウルトラマン:・・・くぁぁ・・・んんっ・・・
寝台に横たわるウルトラマンは永久に苦しむ罠に嵌められ、ダダの星の奥深くにしまわれてしまったのだ。
ダダの星のために種を放出し、衰えることがないように力を注がれ続け、生命維持だけのエネルギーで生かされる。
しかし、その体はほとんどがブロンズに変わり機能しない・・・・。
ダダ656号の管理する部屋からはウルトラマンの弱弱しい叫び声が聞こえ続けたという・・。