小ダダ物語:レシピ
タイトル:小ダダ物語 レシピ
ここは宇宙の果て・・辺境の惑星にあるのどかな村。
どこもかしこも縞々模様の宇宙人:ダダが住む平和な星。
いつもならダダおじいちゃんのお話を小ダダが聞きに来る時間なのですが、どうやら今日は違うようです。
小ダダ:ダダおじいちゃん。ダダおじいちゃぁぁぁぁん
ダダおじいちゃん:どうしたんだい?そんなに慌てて
小ダダ:ウルトラ戦士バトル ダダコロシアムって知ってる?ダダおじいちゃん
ダダおじいちゃん:・・はて・・・!!・・・最近はやりのゲームかな?
小ダダ:そう!それ!
ダダおじいちゃん:それがどうしたんだい?確か、おまえもやっていたねぇ
小ダダ:そうなんだ・・・でもね、うまくいかないのさ・・・
ダダおじいちゃん:登録されている怪獣や宇宙人から3つ選んで1体の怪獣を作るんだったねぇ
小ダダ:そうなんだけど・・・・強いの作ったと思ったのに全然強くなかったんだ
ダダおじいちゃん:選んだものを教えてごらん?
小ダダ:うんとね・・・1年間貯めたお小遣いで2体作れたの!
ダダおじいちゃん:ふむふむ(割と高いんだな・・・利用料)
小ダダ:1つはね・・・バードンとゴモラとグビラを足したの
ダダおじいちゃん:ふ、ふむふむ(小ダダは欲張りなんだな・・・)
小ダダ:もう1つはね・・・ブニョとベムスターとキリエロイドを足したの
ダダおじいちゃん:・・・ふむふむ(小ダダは・・・・欲張りなんだな・・・)
小ダダ:ねぇ・・なんでダメなの?これ
ダダおじいちゃん:バードン達のは活躍できる環境が違うから逆に足をひっぱってるなぁ
小ダダ:陸海空、全部で大活躍!にしたかったのに・・・
ダダおじいちゃん:あまり欲張っちゃだめだよ(やっぱり・・・・)
小ダダ:じゃあ、2つ目は?
ダダおじいちゃん:頭と力とスピードの3つは一緒にするのは難しいんだ
小ダダ:えっ・・そうなの?
ダダおじいちゃん:ベムスターの体でキリエロイドのスピードは活かせないんだよ
小ダダ:・・・う~ん、残念だなぁ
ダダおじいちゃん:じゃあ、こうしたらいいんじゃないかい?
小ダダ:なになに?
ダダおじいちゃんの予想した通り、小ダダの作った怪獣は欲張り過ぎが原因で逆に弱くなってしまっておりました。
そこで、ダダおじいちゃんは小ダダと怪獣のミックスのレシピを相談し始めました。
それはそれは大変な作業でした。
小ダダの欲はどこまでも深く、ダダおじいちゃんの出すテーマの怪獣達の中でトップクラスのものを出すのはいいのですが、相性までは頭が回らないらしく、毎回毎回ダダ
おじいちゃんは相性の説明をしなければなりませんでした。
ダダおばあちゃんの作るご飯を食べ、レシピ作りは夜中までかかりました。
小ダダ:で、出来た!出来たよ、おじいちゃん!
ダダおじいちゃん:よかったねぇ、小ダダ
小ダダ:うん、すごく嬉しい・・・・あっ・・でも、半年先まで待たないと作れないや
ダダおじいちゃん:う~む 困ったなぁ(うちの財布はダダおばあちゃんが握っておるしなぁ・・・)
ダダおばあちゃん:小ダダや、ちょっとお願いがあるんだがね
小ダダ:・・・・なぁに?おばあちゃん
ダダおばあちゃん:これをダダお母さんに届けておくれ
小ダダ:う、うん・・・帰ったら渡すね
ダダおばあちゃん:急いでないからゆっくりでもいいさ・・・はい、これ
小ダダ:な、何?これ
ダダおばあちゃん:何? ってお駄賃さ、おつかいの
小ダダ:い、いいの?ダダおばあちゃん
ダダおばあちゃん:いいも何も、当たり前さねぇ?おじいちゃん?
ダダおじいちゃん:・・?!・・・あ、あぁ・・ちゃんと届けるんだよ
小ダダ:わぁ~い、ありがあとう。おばあちゃん、おじいちゃん
喜び飛んでかえる小ダダ。
それを見送る2人の老ダダ。
ダダおばあちゃん:あんなに喜ぶだなんて
ダダおじいちゃん:とてもいいことした気分だよ
ダダおばあちゃん:あの子は将来、宇宙を震撼させるほどの頭脳を持つダダになるかもしれませんね
ダダおじいちゃん:なるさ、私たちの孫で、あやつらの子供なんだから
ダダおばあちゃん:そうでしたね・・・さぁ、今晩はおじいちゃんの大好きなダダニアでも作りますかね
ダダおじいちゃん:そうしてくれ、そうしてくれ・・お腹がぺこぺこだ
小ダダとダダおじいちゃんの作った怪獣とは?
果たしてその怪獣の力とは?
ダダおじいちゃんの好物のダダニアとは?
これは平和なダダの村でのお話
ここは宇宙の果て・・辺境の惑星にあるのどかな村。
どこもかしこも縞々模様の宇宙人:ダダが住む平和な星。
いつもならダダおじいちゃんのお話を小ダダが聞きに来る時間なのですが、どうやら今日は違うようです。
小ダダ:ダダおじいちゃん。ダダおじいちゃぁぁぁぁん
ダダおじいちゃん:どうしたんだい?そんなに慌てて
小ダダ:ウルトラ戦士バトル ダダコロシアムって知ってる?ダダおじいちゃん
ダダおじいちゃん:・・はて・・・!!・・・最近はやりのゲームかな?
小ダダ:そう!それ!
ダダおじいちゃん:それがどうしたんだい?確か、おまえもやっていたねぇ
小ダダ:そうなんだ・・・でもね、うまくいかないのさ・・・
ダダおじいちゃん:登録されている怪獣や宇宙人から3つ選んで1体の怪獣を作るんだったねぇ
小ダダ:そうなんだけど・・・・強いの作ったと思ったのに全然強くなかったんだ
ダダおじいちゃん:選んだものを教えてごらん?
小ダダ:うんとね・・・1年間貯めたお小遣いで2体作れたの!
ダダおじいちゃん:ふむふむ(割と高いんだな・・・利用料)
小ダダ:1つはね・・・バードンとゴモラとグビラを足したの
ダダおじいちゃん:ふ、ふむふむ(小ダダは欲張りなんだな・・・)
小ダダ:もう1つはね・・・ブニョとベムスターとキリエロイドを足したの
ダダおじいちゃん:・・・ふむふむ(小ダダは・・・・欲張りなんだな・・・)
小ダダ:ねぇ・・なんでダメなの?これ
ダダおじいちゃん:バードン達のは活躍できる環境が違うから逆に足をひっぱってるなぁ
小ダダ:陸海空、全部で大活躍!にしたかったのに・・・
ダダおじいちゃん:あまり欲張っちゃだめだよ(やっぱり・・・・)
小ダダ:じゃあ、2つ目は?
ダダおじいちゃん:頭と力とスピードの3つは一緒にするのは難しいんだ
小ダダ:えっ・・そうなの?
ダダおじいちゃん:ベムスターの体でキリエロイドのスピードは活かせないんだよ
小ダダ:・・・う~ん、残念だなぁ
ダダおじいちゃん:じゃあ、こうしたらいいんじゃないかい?
小ダダ:なになに?
ダダおじいちゃんの予想した通り、小ダダの作った怪獣は欲張り過ぎが原因で逆に弱くなってしまっておりました。
そこで、ダダおじいちゃんは小ダダと怪獣のミックスのレシピを相談し始めました。
それはそれは大変な作業でした。
小ダダの欲はどこまでも深く、ダダおじいちゃんの出すテーマの怪獣達の中でトップクラスのものを出すのはいいのですが、相性までは頭が回らないらしく、毎回毎回ダダ
おじいちゃんは相性の説明をしなければなりませんでした。
ダダおばあちゃんの作るご飯を食べ、レシピ作りは夜中までかかりました。
小ダダ:で、出来た!出来たよ、おじいちゃん!
ダダおじいちゃん:よかったねぇ、小ダダ
小ダダ:うん、すごく嬉しい・・・・あっ・・でも、半年先まで待たないと作れないや
ダダおじいちゃん:う~む 困ったなぁ(うちの財布はダダおばあちゃんが握っておるしなぁ・・・)
ダダおばあちゃん:小ダダや、ちょっとお願いがあるんだがね
小ダダ:・・・・なぁに?おばあちゃん
ダダおばあちゃん:これをダダお母さんに届けておくれ
小ダダ:う、うん・・・帰ったら渡すね
ダダおばあちゃん:急いでないからゆっくりでもいいさ・・・はい、これ
小ダダ:な、何?これ
ダダおばあちゃん:何? ってお駄賃さ、おつかいの
小ダダ:い、いいの?ダダおばあちゃん
ダダおばあちゃん:いいも何も、当たり前さねぇ?おじいちゃん?
ダダおじいちゃん:・・?!・・・あ、あぁ・・ちゃんと届けるんだよ
小ダダ:わぁ~い、ありがあとう。おばあちゃん、おじいちゃん
喜び飛んでかえる小ダダ。
それを見送る2人の老ダダ。
ダダおばあちゃん:あんなに喜ぶだなんて
ダダおじいちゃん:とてもいいことした気分だよ
ダダおばあちゃん:あの子は将来、宇宙を震撼させるほどの頭脳を持つダダになるかもしれませんね
ダダおじいちゃん:なるさ、私たちの孫で、あやつらの子供なんだから
ダダおばあちゃん:そうでしたね・・・さぁ、今晩はおじいちゃんの大好きなダダニアでも作りますかね
ダダおじいちゃん:そうしてくれ、そうしてくれ・・お腹がぺこぺこだ
小ダダとダダおじいちゃんの作った怪獣とは?
果たしてその怪獣の力とは?
ダダおじいちゃんの好物のダダニアとは?
これは平和なダダの村でのお話